今も行われるアプリの「ブースト広告」! 不正操作されたランキングを見抜け! | 晋遊舎ONLINE

トピックス

Mr.PC

今も行われるアプリの「ブースト広告」! 不正操作されたランキングを見抜け!

2016.02.22

6_02_article_120557

ブースト広告だらけの公式ランキング

本来、アプリの公式ランキングは公正であるべきで、多くの人に支持されたアプリが上位にランクインされることをユーザーも期待しているはずだ。
しかし、「ブースト広告」にお金をかけたアプリは、アプリの評価とは関係なくランキングの上位に入ることができる。
これにより、ランキング自体の信頼性が落ち、評判の良いアプリを探しているユーザー側にも不利益が生じてしまう恐れが。

ブースト広告とは、いわゆる「おこづかいアプリ」などを用いてユーザーにアプリをダウンロードさせ、その見返りにポイントなどの報酬を与えるリワード広告の一種だ。
これにより、一時的なダウンロード数の水増しが可能となり、無名なアプリでもリワード広告にお金さえかければ公式ランキング上位へ食い込むことが可能になる。

実際に、現状の上位ランキングを調べると、約3分の1がブースト広告で上位に入ってきた可能性があるのだ。
また、Appleは、そもそもリワード広告を用いたおこづかいアプリを規約で禁止しており、規約違反アプリに広告を出すという開発元の行為も問題視されている。

スクリーンショット(2016-02-22 11.57.23)_article_115858

もちろん、ブースト広告は違法ではないし、ブースト広告を行ったとしても、幅広いユーザーに評価されている品質の高いアプリもある。
また、リワード広告自体、ポイントサイトなどで古くから行われている広告手法であるため、それ自体が問題視されているわけでもない。
おこづかいアプリでポイントを貯めるのが楽しいユーザーも数多く存在するはずだ。
しかし、昨年辺りからブースト広告の問題点がネットの各方面で指摘され、一部のユーザーにネガティブなイメージが付き始めているのも事実。
そのため、最近ではブースト広告を取りやめる開発元も出てきているようだ。

とはいえ、アプリのダウンロード数を増やすには、ランキングの順位が最も重要である点は現状でも変わらない。
人気アプリがひしめき合うランキングで上位を取るために、CMを大量に投下している有名アプリでさえも、今だにブースト広告に頼っているのだ。

スクリーンショット(2016-02-22 11.57.41)_article_115910

スクリーンショット(2016-02-22 11.57.51)_article_115928

一般ユーザーとしては迷惑な話だが、Appleが根本的な対策を取らないかぎり、この流れはしばらく続くだろう。
(デジタル編集部)

MrPC1604_表1_detail_112506

本記事の掲載媒体

Mr.PC 2016年4月号 (ミスターピーシー)

2016.02.24

トップに戻る