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噂を検証!「ルーターの背面をアルミで囲うと電波感度UP」!?

2016.03.18

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ネットで噂となっている無線LANの裏ワザを実際に検証!
自宅のWi−Fiルーターのつながりを改善させるひとつの方法として、「アルミで反射板を作ってルーターの背面に置く」という裏ワザが存在する。多くのWi−Fiルーターは、全方位に電波を飛ばしている。ならば、電波を反射するアルミを背面に置けば、正面方向の電波強度を増せる、という理屈だ。
ネット上では数年前からこの裏ワザが時折話題になっており、実際に通信速度が劇的に改善したという報告も挙がっている。
そこで今回は、この裏ワザに効果があるのかを編集部でも実際に検証してみた。実験方法は下記のとおりだ。スクリーンショット(2016-03-18 19.46.02)_article_194841

正面の電波強度は確かに増えるが、場所によっては弱まる傾向も!
結論からいうと、ルーター正面方法の電波強度は最大8dBm分増加し、若干つながりやすくなったといえる。ただし、離れた部屋の電波強度は逆に弱まる傾向にあり、すべての場合で効果的とはいえなそうだ。
また、電波強度が多少増加したところで、実際の通信速度が速くなるとは限らない。実際、編集部の検証では、反射板を設置すると通信速度が落ちてしまうという結果に。

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今回の検証結果を考えると、反射板の設置で効果が得られる状況はかなり限定的。小誌としては、「実際に試す価値はあまりない噂である」と判定したい。
(デジタル編集部)

※電波強度の計測にはAndroidアプリ「Wifi Analyzer」、通信速度の計測にはiPhoneアプリの「Speedtest.net」を利用。3回計測して結果の最大値を記載している。

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本記事の掲載媒体

Mr.PC 2016年5月号 (ミスターピーシー)

2016.03.24

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